2019.11.22 #レポート
数十年に一度の経験
11月17日 日曜日
母方のお寺の檀信徒として晋山式(しんさんしき)に参列しました。
晋山とは新しい住職がそのお寺に正式に入ることをいいます。
曹洞宗では住職の任命を受けそのお披露目の儀式として晋山式をつとめます。
住職の代替わりを行いますのであまり見ることができない貴重な儀式です。
晋山の儀式をお祝いするために、縁のある僧侶や近隣のお寺から多くの僧侶が訪れます。
この日も福井県にある曹洞宗の中心寺院(大本山)の永平寺からも数名の僧侶が来られていました。
晋山式は 数十年に一度という行事であり、新命住職にとっては自らの僧侶として活動の場を開く、
檀信徒にとっては自分たちを安寧に導く住職を迎える式です。
晋山式では三門法語・仏殿法語・土地堂法語・祖堂法語・開山堂法語を聞き
晋山開堂ではお焼香をして最後に説法・問答を聞き、写真撮影をして終了でした。
見るのも聞くのももちろん初めてで本当に貴重な経験をさせてもらい、
15年前に亡くなった祖母
晋山式に参列しようと声を掛けてくれた母、
毎日元気で幸せに過ごせていること、
こうして晋山式に参列できたことに感謝する1日となりました。
総務:佐々木